7月にある夏祭りに向けて、6/14から始めたおみこし作り!!
イルカ、シャチと2年間経験したおみこし作りですが、今年はおみこしの土台となる木からのこぎりを使って一本一本切ることに挑戦し、金づちで釘をうったり、木に絵の具で色を付けたり、初めてのことに、一生懸命向き合う子どもたちの姿がありました。
まずは、土台の部分の作成ということで、今年も園長にのこぎりの使い方を教えてもらいながら切っていきました。
2グループに分かれ、一人ずつのこぎりを実際に持ってみると緊張しながらも、前後に動かし、慎重に慎重にのこぎりの刃を木に当てていました。「あれ?」「動かんな・・・」「切れん…」と、苦戦していましたが、少しずつ切れると力を入れてみたり、自分で考えて角度をかえてみたりなんとか切ろうと工夫している子もいました。
自分のグループのお友だちが切っているのをみたり、あと少しで切れそうな時は、
「あと、ちょっと!!がんばれ~!」と、応援する姿も見られました。
切り終えると、緊張していた表情が一気にほころび、やりきった~!という、達成感に満ちた表情をしている年長さんがとっても素敵でした。
木を切り終えると、次は一つ一つをつなげていくために、かなづちで釘を打っていきました。「おもたい・・・」と金づちを手に、“カンカン!!!”
始めは釘になかなか当たらなかったり、一回打つと釘が斜めになり、曲がったり・・・
支える指を何度も打ち、「痛い!!」・・・
初めての金づちに苦戦していましたが、汗びっしょりになりながら力強く打っていきました。大工さんのように”トントントン!!!”と打ちこむ子もいてびっくりしました。
土台が完成すると、次は壁面!
子どもたちになんのおみこしを作りたいか聞いてみると、「雑巾縫い!」「びわゼリー!」
「ぐみとり!」「扇山ー!」と年長になって経験したことをおみこしで作りたいと言っていました。
一人ひとり絵を描き、描いた絵をハサミで切り、切り絵に挑戦しました。どんな楽しいことがあったかな?とその時のことを思い出しながら、描きたい場面を描き、好きな所にそれぞれのりをつけて貼っていきました。ハサミで絵のギリギリを切っていくのが難しかったけど、慎重に慎重に…
たくさんの絵をみんなで貼り、4面の素敵な壁面が完成!
そして次は木に絵の具で色を塗っていきました。
筆で木に隙間なく絵の具を塗り、「見てー!」「きれい!」と楽しんでいました。
周りに飾りを付け、みんなで「やったー!かんせーい!!」と大喜びの年長さんでした。
夏祭りが楽しみです!