☆園で大事にしていること☆
Q園庭に築山があるのはなぜ?
A 築山を登り降りして足で地面を蹴る(裸足で登り降りして足
の指先を使う)事により、脳を刺激する。全身でバランスをとる力
が養われていき、自分の意志で手足を動かす力が育ち、足腰が強く
たくましく丈夫になる。
乳児期には、生きる力の土台となる身体をつくることが大事だと考
え毎日保育では、身体を使った遊びや運動に力を入れています。
子どもたちは、築山が大好きです。小さい子は、登り降り
を楽しみ、大きくなると築山に水を流して、築山滑りを楽
しみます。トロトロの泥を作っての泥遊びも楽しいです。
Q冬でも裸足はどうして?
A それは「子どもの健全な発達を促す」ため。
通常、室内では手は冬でも手袋をしませんよね。交感神経が主とし
て作用する手や足は昼間は空気中にむき出してさらし、夜は気温に
応じて布団などをかけて休みます。手とともに素足の生活は、気温
調節にもまた、活動の為にも非常に大切です。足の裏は、足を踏み
しめたり動きを滑らかにするためにも汗を豊富に出しますが、これ
を靴下などに吸わせてはその動きの効果をなくしてしまいます。素
足は健康の基になるものです。足の指は「突き出た大脳」と言われ
るくらい、脳の発達に大切な部分です。
Q薄着は子どもにとってどんな利点があるの?
薄着は不感蒸泄(私たちが感じることなく皮膚や呼気から蒸発す
る水分のこと)や汗の調節を良くし皮膚の代謝作用を高め、体温の
調節力を育てます。薄着で戸外の風にあたり、水たまりに入って遊
ぶことで自立神経がたくましくなります。
(「乳幼児の一日の生活のしかた」河添邦俊、河添幸江著より一部抜粋)
大人は寒いかなと思っていても、子どもたちは元気いっぱい
です。大人より一枚は少なくてもよいと言われています。
心身ともにたくましく、よく遊べる子になって欲しいと思って
います。